看護師が安全で質の高い看護を提供することを目的にグループの中で互いが良きパートナーとして、対等な立場で経験知を踏まえ、パーソナリティの違いや考え方、趣味の違いなどを活かし、相互に補完して、看護の成果と責任を共有する看護体制です。
- 「チームナーシング方式とパートナーシップナーシングとの違い」
- チームナーシング
- すべての業務を一人で行う。リーダーとメンバーの「1対1」の関係を中心とし、チームが作られる。
- パートナーシップナーシング
- グループを中心とし、互いが良きパートナーとして対等な立場で特性を活かし、相互に補完し合いその成果と責任を共有する。
各分野のメディカルスタッフが連携して治療やケアにあたる「チーム医療」はFUJITAの基本。多職種のスタッフをつなぐチームの要として、患者さんのいちばん近くで寄り添い支える存在として、看護師が力を発揮しています。

摂食嚥下チームは、医師・歯科医師・看護師・言語聴覚士、歯科衛生士、管理栄養士からなる他職種連携のチームです。この中で、摂食・嚥下障害看護認定看護師はチームのコーディネーター役として専従で活動しています。入院患者さんの難症例の口腔ケアや嚥下障害患者さんの食事相談に対応しています。摂食嚥下の評価は、実際に患者さんの自室まで伺い、嚥下内視鏡検査などを行い決定しています。一人でも多くの患者さんが、美味しく口から食べられるように活動しています。

外来を受診された方や入院患者様の面会に来られたご家族の方が、院内で突然気分が悪くなったりその場に倒れ込んでしまったりした時、近くにいる職員が緊急コールをすることで、救命処置に長けた医師や看護師、周りの職員が駆けつけるシステムです。「コードブルー、コードブルー、○棟 ○階 ○○前へ」と院内全館放送が流れると、直ちに現場にAEDや救命処置に必要な薬剤などが集められ、いち早く対応が行われます。